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月刊広報誌 熊本羅針
熊本のがまだしもんのページです。
熊本で頑張っていらっしゃる方々に 『熊本の元気』 について熱く語っていただくコーナー!
(株)オフィス伊東 代表取締役 伊東 暢子
かな ぶんやさん 2012年4月号

今月のがまだしもんはTVやラジオで“音楽通”としても知られているかなぶんやさんです。子どもの頃から始めた音楽の話などを伺いました。
-鹿児島県阿久根市のご出身だそうですね。
19才の時に阿久根市から出てきて、熊本があまりにも都会なのでビックリしました。見るもの聞くもの全てでした。思い起こせば、相当田舎ものだったと思います。当時、納豆イコール甘納豆だと思っていました。『納豆』と『甘納豆』が違うことを知らなくて、卵をかけて混ぜてご飯にかけて食べるなんて…。と信じられませんでした。阿久根市に納豆が無かったわけではないと思うんですが、自宅の食卓で見たこともありませんでした。納豆と甘納豆の違いがわかったのもつかの間、うどんも“かけうどん”がうどんだと思っていていましたから、熊本市内のうどん屋さんに入ってまずメニューがあることに驚き、きつねだの、たぬきだの、海老だのと訳の分からない種類が書いてあることを理解出来ませんでした。早速、毎日のように通って全メニューを食べ続けました。そのくらい田舎もんでしたね。(笑)
-タレント業と別に自身での音楽活動もなさっているそうですね
小学6年生の時に、兄がバンドを組むのに人数が足りなくて、私にドラムの役が回ってきて、2人の兄と、兄の友人と私でバンドを組んで練習を始めました。父親の影響で家の中には常に音楽が流れていました。その当時、周りにバンドを組んで練習している子どもなんかいませんでしたね。練習も大変で、場所も普通に家の中でしたからね。音がうるさいので外に聞こえないように雨戸を閉めて練習をしてましたから、夏場なんか最悪ですよね。楽器も今と違って性能が悪くて、思い通りの音がなかなか出ませんでしたね。有名なバンドの曲を聴いてまねしてました。その当時、今のようにビデオはありませんでしたから耳だけが頼りです。聞いて、その音を出すために必死で練習するんですが、その音がなかなか出せないんですよ。ギターの弦の押さえ方や音の出し方など、どうやったらその音が出るんだろうかと試行錯誤の日々でした。想像で指を動かすしかありませんでしたからね。その音を出すまでに何ヵ月もかかる事がありましたね。その後、ビデオが普及しだした時にビデオを見たら「な〜んだ。そんな簡単な事であの音は出せたのか!」と笑っちゃいましたがね。今、音楽をやっている人達は、楽器やスタジオ等の環境に恵まれていますね。CDやDVDなどを見たり聞いたりしてギターの指の使い方等も練習できるんですから。私達が何ヵ月もかかって出していた音を、ものの数分、数時間で出してしまうんですからね。いい時代ですよね。しかし情報量が多い反面、ハングリーさが無いように感じますね。
-現在も音楽活動をなさっているそうですね。
3年ほど前から『熊本ロック組』というバンドを組んで活動しています。恐れを知らないおやじ3人トリオですね。(笑)月1回ライブを行なったり、一昨年から山都町の下一商店街のイベントにおじゃましたりしています。私が20代後半に担当したテレビ番組でバンドの洋楽のプロモーションビデオを流しましたが、音楽番組としては日本で初めてビデオを流した番組だと思います。その時の番組を観て音楽活動を始めたという方々とは今も交流があります。20年経ち、30年経ち「洋楽を教えてもらいました」と言っていただく方々もいますよ。
-熊本の経営者の方々に一言お願いします。
私自身、以前に比べると仕事は減っています。イベント、広告、制作費等の経費が一番に削られていますからね。景気が良くなってほしいですね。嘘でも「景気がいいよ!」と言ってほしいですね。仕事の質を落として利益を上げるのではなく、仕事の質も上げて利益を上げてほしいですね。
経営者の方も大変でしょうが『個人投資』をしてほしいですね。いろんなところで勉強したことを自分のものにして、見たり聞いたりして個人の質を上げて、自分というフィルターを通して社員さんへ活かしていただきたいですね。
【インタビュー】
(株)オフィス伊東 代表取締役 伊東 暢子(広報委員)