このページはトップページ
月刊広報誌 熊本羅針
事務局の県内企業訪問のページです。
事務局のスタッフが熊本県で活躍する企業を訪問、インタビューするコーナー
熊本県中小企業家同友会 事務局
(株)森楽器 代表取締役社長 森 建治 2009年8月号


菊池郡菊陽町で三味線の皮張り業をしていた父、箏専門店で修行を積んだ弟と総合的な和楽器店を1970年熊本市紺屋今町に開き、1976年下通に移転。
若者が日本の伝統音楽に親しめたらとかねてより考えていた森社長は、文部科学省が2002年から中学校の音楽教育に和楽器を必修科目として導入した際、初心者でも演奏に必要な一式が一目でわかり、購入しやすい価格を設定した独自の学校教材用セットを考案。各校に案内したところ多くの学校に採用された。
2003年から高校でも導入されたが、宮崎県では全県立高校への和楽器購入予算が組まれ、8割を同社が納めた。
洋楽器業者も和楽器は扱うが、和楽器専門店としての強みは修理や相談など専門的な対応ができること。
人員確保や、安価での取引で採算が取りにくい学校との取引にあえて取り組むのは、和楽器をもっと身近なものにしたいとの想いからだ。
「日本の楽器なのに日本人が知らない現状。『和楽器の音は心が落ち着く』という学生の感想が嬉しい。和楽器を日常にある身近なものにしたいんです」と語る森社長の眼差しは熱い。
【インタビュー】
事務局員 濵坂 妙