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月刊広報誌 熊本羅針
事務局の県内企業訪問のページです。
事務局のスタッフが熊本県で活躍する企業を訪問、インタビューするコーナー
熊本県中小企業家同友会 事務局
瑞鷹(株) 専務取締役 吉村 圭四郎 2010年3月号


赤酒は古くから熊本地方に伝わる灰を使って保存性を保つ“灰持(あくもち)清酒”という製法の雑酒で、加藤清正が淀君に献上した記録(『加藤家御局様咄聞書』)がある。
以来、肥後藩の保護のもと『お国酒』として守られてきた。
しかし、明治維新で現在の清酒が熊本に流入する中、1867年吉村太八が川尻町でいち早く酒造業大嶋屋を始め、1889年に清酒『瑞鷹(ずいよう)』が誕生、その名をとり1963年に瑞鷹(株)を設立した。
その一方で赤酒は生産量が減り、戦時下の統制で製造休止を余儀なくされたが、戦後「やはり熊本の地酒は赤酒。お屠蘇や御神酒には赤酒がないと寂しい」という声に押され、1951年瑞鷹(株)が赤酒を復活させた。
近年はその調味効果が調理師に注目され、全国の高級料亭で料理酒として需要が拡大。
年々販売量は増加し、現在一升瓶で年間60万本を製造し、売上の半分を占めている。
酒蔵祭りの開催などで地域に根ざし、現代の熊本の『お国酒』造りに日々邁進している。
【インタビュー】
事務局主任 上野 弘美