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月刊広報誌 熊本羅針
事務局の県内企業訪問のページです。
事務局のスタッフが熊本県で活躍する企業を訪問、インタビューするコーナー
熊本県中小企業家同友会 事務局
(有)横田瓦工業 一級技能士 横田 真樹 2010年5月号


瓦は588年仏教と共に日本に伝来、その後石州(島根)三州(愛知)淡路島(兵庫)が、陶器瓦の三大産地として発展した。熊本県はセメント瓦発祥の地で、横田瓦工業は1950年に玉名郡玉東町三池街道沿いに創業した。瓦は、雨水を流し換気性に優れ建物の歪みを補正するという特性を持っており、基礎工事と共に家を守る大事な部分である。瓦業界は、ハウスメーカー主導の簡易施工の傾向が強いが、同社では瓦葺の伝統技を重視し差別化を図っている。
3代目の横田真樹一級技能士は、元々家業を継ぐ気はなく印刷会社に就職した。しかし、病床の祖父の「してみらんか」という言葉で後継を決意。25歳で淡路島の瓦施工の訓練校に1年間学び、一級技能士を取得した。学校では仲間にも恵まれ、この経験が自分を支えてきたという。「棟上げで、大工さんから『瓦がのって安心したよ』と言われた時が一番うれしい」と語る横田一級技能士。伝統技の継承は、若い社員の自信につながり、働きがいとなっている。
【インタビュー】
事務局主任 上野 弘美