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月刊広報誌 熊本羅針
羅針後記のページです。
これからも進化を続ける広報誌「熊本羅針」 編集後記です
広報委員長 林田道生 (株)エフルート 代表取締役
2009年9月号
会員には中同協より2週間に1度、中小企業家しんぶんが届く。全国同友会の情報をコンパクトにまとめ、本部からのニュースも盛り込み編集してある。これをお一人で担当・編集されていると聞くから驚きである。感謝を込め、これまで記憶に残りスクラップしている記事を2つご紹介したい。
1つは「着眼着手のコーナー」で06年10月25日の深澤雄一(株)フカサワ社長・栃木同友会会長の記事。35年前から経営指針を策定し、実践している。今後、「経営力を高める」ことに力点をおく経営が求められている。それは、①お客様へより利便性の高い企業への仕組み②同業者により競争優位に立てる仕組み③社員が誇りとやりがいをもって働ける仕組み④努力に見合う売上と収益が上がる仕組みの4点が経営者の仕事と言える。吉田兼好の徒然草に「大事を急げ」とあり10年先では何の意味もなし、今、着手することにあります。(引用)
2つ目は07年4月5日の「最近読んだ本からこの1冊」で杉村征郎・杉村精工(株)会長(静岡同友会)の記事。経営者の戦略(理念、方向性、独自性)とそれを日常的な経営慣行に落とし込むため、長期にわ たって取り組む寛容さと忍耐強さこそ企業の競争力 を決定する、と思います。そして「相反し対立することを相互に否定しあい、高次元の段階に止揚する」「一直線ではなく、必ず螺旋階段のように発展・進歩する」という哲学を持つことです。(引用)
3年前、4年前の随筆であり両者ともに現在の不況は想定されるはずも無い。しかし、景気に左右されず、長期的視野のもと理念経営を確立されている企業経営者は、原点に戻れる力強さを感じうることだ。 同友会では県内、県外を問わず多くの経営者の方々から成功談も失敗談も直に拝聴することができる。また会報やメール、しんぶん、HPから情報には不自由しないほどだ。
重要なのは、あらゆるケーススタディを含め、自らの経営で実践し、モノにし、フィードバックしていけるかだろう。失敗を重ねながらも成功への螺旋階段を1歩1歩登って行きたい。
「100年に1度の不景気も難無く経験できた。これからは100年に1度の好景気を皆で喜び合おう」とこの不況を乗り越えた時をイメージしたい。