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農業環境コラム

このページはトップページの中の月刊広報誌 熊本羅針の中の農業環境コラムのページです。

第7回 身近なことから環境を考える  2009年3月号

(有)中田工務店 代表取締役 中田健慈(環境部会副幹事長)

 先日ある同友会の方から「建設業の方がなぜ農業環境部会に入られたのですか」と尋ねられました。私は建物の新築やリフォームの仕事なので、建築材料のアスベストやホルムアルデヒトなどによる人体への悪害が問題になったりしたので、農業環境部会に入り農業や環境を少しでも理解し、それを活用できればと思い参加した次第です。

 私は、天草出身で自宅の前は景色の良い海が広がっています。その海が天草に里帰りのたびに年々子供のころからすると海の透明度が無くなり、浜辺にはプラスチック類のゴミが漂着し、「汚れてきたなぁー」と悲しい思いにかられます。自分が子供のころは地元の海で海鼠(なまこ)や魚のイッサキなど沢山取れていました。それが今ではそこに住んでいません。それらは「きれいな海」でしか生息できないからです。自分の身の廻りでも環境破壊が進んでいます。地球温暖化による海面上昇でツバルという国が海水に水没しようとしていることがテレビや新聞等で報じられていますが地元の天草でもそれが起こっています。

 25年前は私の実家の近くの道路は満潮時でも海水に浸かることはありませんでした。それが今は満潮時に道路が海面上昇により海水に浸かってしまい、道路に堤防を造って防いでいます。環境破壊は身近で起きているのです遠い国のことではありません「どげんかせなあかん」とです。

 私たちは「CO2削減と地下水保全の為の涵養植林」を行う『同友の森づくり運動』を全国同友会に呼びかけています。個人でも身の廻りから出来る温暖化対策があります。

 これは今年の農業環境部会例会で学んだ事ですが、地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)の約9割は、人間の活動に伴うエネルギーの消費によって発生するとの事です。私たちがふだんなにげなく行っている生活や仕事で私たちはたくさんの家電製品を使っています。その使い方を工夫したり、使っていない時にコンセントからプラグを抜いたりするだけで、省エネに貢献します。

 また日本で使われる水の約2割が、お風呂やシャワー、炊事、洗濯、トイレなど家事にまわされています。歯を磨く時に水を流しっばなしにしないことや、お風呂の残り湯を洗濯に使うなど。雨水をためて庭の水やりに使ったり、節水型水栓にしたり。また、ガス・灯油の消費量を減らすことやエコハウスにすることで温暖化対策になるとの事です。

 今までにずいぶん私たちは環境破壊を行ってきましたが、もうこれ以上、破壊した地球を子ども達に承継する訳にはいきません。小さな事でもするとしないでは大きな違いが出てくると思います。みなさんの温暖化対策を期待いたします。

(有)中田工務店
代表取締役 中田健慈
環境部会副幹事長


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