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月刊広報誌 熊本羅針
燦々農業人のページです。
ふるさと熊本で生命の源を担う農業人を紹介するコーナー
(株)九州永田 専務取締役 坂部 龍也
中島果樹園
代表 中島 末幸
2009年11月号


ここ数年で熊本の特産になった柿の品種である「太秋」が収穫真っ盛りを迎えております。
枝が弱く病気や病害虫への抵抗力も弱いという非常に作りにくいと言われているこの品種は、およそ20年前に国の研究で生まれたのですが、前述の理由から研究所の片隅に捨てられていたようなものでした。
15年前、中島氏は知人の所で試食し「とてもおいしい、これなら売れる」と太秋の生産を決意。試行錯誤の末、太秋の苗から親木の生産をしました。
一般的に高接ぎ(別の柿の台木に接ぎ木する)で作る太秋に比べ、味が濃くとても満足できるおいしい柿になります。
また、実と木のバランスが良いのか、収穫を遅らせても柔らかくなりにくく、木の上で長い時間を置けることで玉太りもとても大きくできます。
今でも40aの面積を太秋だけで大切に育てており、「一度食べたら忘れられない」と商品の袋に書いてある、この柿を求めに多くの方が直売所を訪れています。
収穫は12月初旬まで続くということでした。