このページはトップページ
月刊広報誌 熊本羅針
政策コラムのページです。
中小企業憲章って何?
~政策委員会入会による新たな学び~ 2009年10月号

“中小企業憲章”という言葉を聞いて「中小企業憲章って何!?それが自分達にとってどう関係するの?何かメリットがあるの?」と感じる方も多いと思います。
私は仕事柄、多くの中小企業の財務・税務に深く関わってきました。最近は経営者の意識も税金対策よりも、いかに経営を維持するかについてへ移っていることを痛感し、自分達の提供するサービスにもその要素を多く取り入れ、経営者の要望に応えていかなければと思っておりました。
しかし、私の考える範囲とは顧客企業の足元部分や、業界ぐらいまででした。いわば、目先と言ってよいでしょう。『中小企業』という大きな“くくり”の中での自分達や顧客企業の立場なんて、正直深く考えたことはありませんでした。
経営者は自分の会社の生き残りをかけて必死です。確かにそれは大切なことです。しかし、このような厳しい経営環境下でも自社のみという狭い世界での成長を考えるのではなく、広いくくりでの成長(業界、地域、中小企業)を考えていくことが必要と感じます。
自社には直接的には影響がないかもしれませんが、間違いなく経営者本人の意識改革に繋がり、ひいては社員や顧客に愛され、地域に貢献できる企業づくりへと行動が繋がっていくのではないでしょうか。
中小企業憲章という言葉を知らない方はまだまだ沢山おられると思います。知っていても、無関心の方も多いと思います。しかし自分達の手で、自分達の生きていく社会の環境整備をやっていく必要が絶対にあると思います。
一社一社の存在は“点”ですが、これからの活動を通してきちんと自分達の念い(おもい)がこもった憲章が制定されるよう、また少しでも長く太い“線”の活動ができるようにこれからも政策委員会に“はまって”参加していきたいと思います。
(株)せいじつ会計
取締役 鏡 照美