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政策コラム

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創業は易く守成は難し  2010年8月号

飯田敏晴税理士事務所 代表 飯田 敏晴

 帝王学の教科書と言われる『貞観政要』、関連した本を読んだ方も多いかもしれない。貞観政要は、唐の2代皇帝太宗の言葉や部下とのやり取りを記した書物で、太宗は中国史上最高の名君の一人と称えられる。この中に「創業は易く守成は難し」との一文が出てくる。名君といえども守成(事業を固めること)がいかに困難であったかを物語っている。

 現代企業経営においても同様である。世間は守成を軽視し、創業者や規模を拡大した人物ばかりをカリスマ経営者として取り上げる。その為、事業承継においての問題の本質は後継者の教育と言うことに気づかないことが多い。極端かもしれないが「創業は易く守成は難し」を言い換えると、創業者より2代目経営者は有能でなければ組織を維持できないとも読み取れる。現経営者は、後継者の育成が急務なのである。

 幸いにも熊本中小企業家同友会には事業承継のチームがあり、様々なサポートを行っている。これを使わない手はない。

飯田敏晴税理士事務所
代表 飯田 敏晴

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