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スギヤマ・ナオキが見る くまもと近未来「仕掛人」

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各業界からカリスマ的 『仕掛人』 にインタビューするコーナーです。

シー・アンド・ピー創造研究所 代表 杉山 直樹

(株)アスリートクラブ熊本 代表取締役 岡 英生  2010年3月号

(株)アスリートクラブ熊本 代表取締役 岡 英生

スギヤマ・ナオキが見る くまもと近未来「仕掛人」

 熊本をホームタウンとする「ロアッソ熊本」を運営する「プロクラブチームの仕掛人」㈱アスリートクラブ熊本の岡英生社長にインタビューした。

九州産業交通㈱常務、㈱産交エージェンシー社長退任後、現職に就任。会社経営とはいえ、プロスポーツクラブ運営の経験は初めてのことで就任からの2年間は暗中模索の毎日だったと振り返る。

最近はゴンこと中山雅史の獲得をめぐり、コンサドーレ札幌との獲得合戦や元東京ヴェルディ監督の高木琢也の監督就任が話題になった。

中山の獲得交渉では、コンサドーレより高い年俸をオファーしたにも拘らず、専用練習場がないことを理由に獲得を逃した。

この経験から専用の練習場の確保が、J1昇格の前提条件になることを確信したという。

しかし、一方チームの財務体質は債務超過の状況にあり、建設資金はどこにも見当たらない。そのため、各市町村に選手・スタッフ及びその家族(総勢約200名)の移住を条件に専用グラウンド建設(約4億円程度)協力の打診を始めているという。

同チーム組成の目的は、チーム活動を通じ、県民に喜んでもらいたい。元気にしたい。ということが原点にある。

そのことを実現する上で、奪い合いを基本とする資本主義経済の限界を越えた、みんなができることを「持ち寄り」「分け合う」という風土こそが、「県民みんなの喜びとなる」という新しい姿の追求が必要だという。

優勝劣敗の厳しいプロスポーツ界にあって、大企業スポンサーのいない地方のクラブチーム運営のあるべき姿を追い求める「ロアッソ熊本」の動向に注目していきたいと感じた。 


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